就活のためにTOEIC対策の勉強をしたいのですが･･･
センター
TOEIC対策のコースはありませんがTOEICは自習でも十分スコアアップを狙える試験です。
TOEIC対策に短期留学は不向き
短期留学の最大の目的が「TOEIC対策」の場合、短期留学自体、目標達成にはお勧めできません。
TOEICは試験ですので傾向に沿った対策がスコアアップの基本です。特にTOEIC対策で大切なことは「速読」「語彙」「過去問」の3点です。
しかし語学学校は総合英語の授業のためTOEIC対策には特化されていません。またTOEICは主にビジネス関連のトピックスを扱うため語学学校の授業で扱うトピックスとは異なることが多いです。語学学校は様々なバックグラウンドを持つ生徒(学生･社会人･主婦など)が通うため、ビジネス寄りのトピックスはあまり扱わない傾向があるからです。
もちろん語学学校の授業も英語学習ですのでTOEIC対策になりますが、TOEIC対策・スコアアップに特化するという点では次にあげる自習をコツコツ行うことがより効率的です。
TOEICスコアアップに必要な学習とは？
それではTOEICのスコアアップに大切なことは何でしょうか？
TOEICは自習でもスコアアップが十分可能な試験です。リスニング･リーディングの試験だからです。
時間を区切って英文を早く読む訓練をする、TOEIC頻出単語を覚える(TOEIC頻出単語はビジネス英語の基礎単語です)、時間を計って過去問を解く、こうした繰り返しの自習がスコアアップにつながります。ネット上にはTOEICの試験解説も数多くあるため、問題構成や時間配分はそうした解説を参考にするのも試験テクニック的にはお勧めです。
但し中学･高校レベルの文法が十分ではない方(英語が苦手な方)はその復習も大切です。TOEIC500点程度以下の方は自分のわかるところまで一旦戻って中学英語･高校英語のおさらいをお勧めします。
それでもTOEIC対策を英語教師から学びたいという方は日本の英語教室のTOEIC対策講座受講をお勧めします。理由はTOEICが有名なのは日本・韓国くらいでTOEIC対策もこの2つの国が秀でているからです。スタディサプリなどのTOEIC対策講座を受講するのも良いでしょう。
TOEIC対策 お勧め参考書
短期留学は練習試合・公式戦
期間が短い短期留学は語学学校での学びを通して英語力を上げることが大切ではなく、外国人のクラスメイトとの交流、実際に街で英語を使うといった英語の実践体験が短期留学だからこそできる良さです。
TOEICのスコアアップは日々の積み重ね学習で目指し、短期留学は実際に英語を使うことで自分の英語の実践力がどのくらいなのかを認識する場、スポーツに例えれば「練習試合」「公式戦」の場だと思って頂くのが良いと思います。
