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日本人が少ない学校はどこでしょうか?

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実際はクラスや時期によるため難しいです。

日本人が少ない学校がいい、学校選びで皆さんからよく頂くご希望の1つです。しかし実際はクラスや時期によるため「ここは日本人が少ない学校です」とご紹介するのは困難です。

クラスによる違いも大きい

以下はクラスによる違いの例です。このようにクラスによって生徒数や日本人数はバラバラなのが一般的です。

クラス生徒数日本人数日本人率
初級700%
中級12325%
中上級10110%
上級8338%
学校全体37719%

平均日本人率は参考にならない

上記の例では学校全体の平均日本人率は19%ですが、クラス別の日本人率は最も少ない初級クラスは0%、最も多い上級クラスは38%です。このようにクラスで大きな差があるため学校全体の平均19%はほとんど意味のない数字です。

週単位でも日本人比率は変化

また生徒は毎週のように入れ替わります。日本人率0%だったクラスが翌週には日本人率20%になるということもあります。特に日本からの短期留学が増える夏休み・春休みはそのようなことが起きます。

各国の休みにあわせてその国からの短期留学生が増える

日本人の短期留学が多い時期は夏休み(7月下旬~8月末)・春休み(2月下旬~3月末)です。1年で最も日本人割合が高くなる時期です。特に7月下旬から8月中旬は日本人が最も多い時期です。日本人に限らず各国の学校が長期休みの時期はその国からの留学生が増えます。ベトナムの学校が休みの時はベトナム人が増える、韓国の学校が休みの時は韓国人が増えるといった具合です。

日本人比率を鵜呑みにしないことが大切

このような現状から「この学校は日本人が少ないからお勧めです」というご提案はとても難しいのが現状です。

留学エージェントのホームページで「この学校は日本人率〇%」という記載を見ることも多く、その数字を参考にしがちだと思いますが「1年を通した学校全体の目安」だと思います。実際、留学先の国を問わず「留学エージェントから日本人割合は少ないと聞いていた語学学校に8月の夏休みに短期留学したら日本人が多くて驚いた…」という話はよく耳にします。

数字を鵜呑みにしないほうが実際に留学した時に「期待と違っていた…」にならないコツだと思います。

それでも日本人比率の少なさにこだわる方は…

日本人比率が少ない学校を探す1つのポイントは「日本人対象の留学エージェントが紹介していない学校」です。但し日本人対象の留学エージェントが紹介していない学校は「紹介しない理由」があるかもしれない…と思ってください。例えば「1クラスの生徒数が20人~30人もいる学校」「日本人比率はほぼゼロ、でも留学生の出身国は偏っていて1つの国の留学生が8割以上も占めている学校」などです。

日本人対象の留学エージェントを利用する場合、日本人が少ない時期を選ぶことが日本人比率にこだわる際は大切です。例えば1月・5月・6月・10月・11月・12月といった日本の学校が休みではない時期です。

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