シンガポールで様々な英語に触れる意義

どこの国の人と英語でコミュニケーションする可能性が高いか?

留学のお問い合わせでシンガポール人の英語訛り、いわゆる「シングリッシュ」を不安に思う方もいらっしゃいます。

その国への進学や移住などの理由で「アメリカの英語を身に付けたい」「イギリスの英語を身に付けたい」というなら、発音やイントネーション以前にその国の生活・文化・習慣に触れ理解するという点で、それぞれの国へ留学するのが一番だと思います。

最近は「2か国留学」という言葉も聞きますが「オーストラリアでワーホリをしたい、その前に語学学校で英語を伸ばしたい」なら最初からオーストラリアで英語を学ぶのがオーストラリア生活への慣れ、さらにワーホリでの仕事の見つけやすさという点でもオーストラリアへの語学留学が1番だと思います。

このような特定の国への理由やこだわりがない方には「どこの国の人と英語でコミュニケーションする可能性が高いか?」という視点でシンガポールでの英語留学をオススメします。

「どこの国の人と英語でコミュニケーションする可能性が高いか?」の1つの目安として日本を訪れる外国人の国籍別統計を参考に考えてみましょう。

訪日外国人はどこから来ている?

コロナ明け・円安で連日多くの外国人が日本を訪問しています。以下は2023年の1年間に日本を訪問した外国人の国・地域別統計をまとめたものです。

訪日外客数(2023年12月および年間推計値)|日本政府観光局

日本を訪れた外国人全体の約8割、実に10人に8人はアジアの人々です。英語ネイティブの国として思い浮かぶ欧米英語圏、アメリカ・オーストラリア・カナダ・イギリスの4ヵ国からの旅行者は7人に1人に過ぎません。

この数字から英語ネイティブの欧米諸国の人々よりも、非英語ネイティブ、特にアジアからの外国人とお互い母国語ではない英語を使いコミュニケーションを取る可能性が圧倒的に高いことがわかります。

アジアの英語・文化に触れるシンガポール

シンガポールの4つの公用語

多民族国家シンガポールはアジア人を中心にした様々な民族・国籍・宗教・文化に触れることができる国です。

実に住民の4割は外国人、その多くはアジアの様々な国・地域から来たアジア人です。中国、韓国、台湾、香港、モンゴル、フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、バングラデシュ、インドなどです。語学学校のクラスメイトの出身国*も概ねこれらの国々で占めています。*フィリピン/インド/マレーシアを除く

このような多様性に富んだ環境での留学生活を通して様々なアジアの英語に触れることができます。もちろん母国語の訛りは誰にだってあります。日本人の英語も日本語訛りです。それも含めた様々なアジアの英語に触れることで「アジア英語への慣れ」を身に付けたり「母国語ではないから訛りがあるのは当たり前」という日本人にありがちな「ネイティブ信仰」から脱却することができます。

また英語だけでなく文化や習慣、宗教など相手をより深く理解するために欠かせない様々なことを留学生活を通して体験、学ぶことができるでしょう。

これからのリアルな語学留学の意義

英語だけなら日本でも学べますが、文化や習慣、宗教などはリアルな交流を通して学ぶ(体験する)ことが大切だと思います。これらの学びは英検やTOEICのように成果として数値で表すことはできません。しかし実体験だからこそ得られた経験としてこれからの人生の大きな糧になることは間違いないと思います。

オンライン英会話やAIを使った翻訳で英語学習法も大きく変わりつつある今、語学学校で英語を学ぶ以外の経験、現地での様々な経験・体験こそリアルな語学留学の意義であり、オンラインでは得られない貴重な財産になるはずです。

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